ピッチの微調整(マスター・ファイン・チューニング)

(大文字)X101=0 X100=1 X6=値

音色のピッチを微妙に変更します。

概要

半音の100分の1という細かい単位(1セント単位)でピッチを変化させます。

U(ピッチ)とは違い演奏表現に積極的に使うようなモノではなくて、他メンバーとユニゾン演奏にしたときの自然なコーラス効果を生むために使われることが多いようです。

合唱曲などでは、同じ音色でふたつのメンバーを重ねる場合などがあります。
片側のメンバーのピッチを微妙にずらすことで、音に厚みが生まれます^^

設定範囲

X6=0 ~ X6=127

記述例

X101=0 X100=1 X6=40

使用例

@A P49 ; ストリングス

#A0   d1 `2/... ; 元の状態
    @X101=0 X100=1 X6=100 ; ピッチを上げる
    d1 `2/...


X6= の後に X38= を付け加えると更に細かい微調整をすることができますが、聴感上ほとんど解らないくらいの細かさらしいです(^^;
X6= だけでも充分かと……(苦笑)