波形加工(周波数特性)

(大文字)Q=値.値

音色の「明るさ」と「強調」を加工します。

概要

Q= には 2つのパラメータがあり、左から順に以下の値を表します。
ピリオドで区切ってください。
  1. 音色の明るさ(カット・オフ・フリケンシー)
    • 値が大きいほどカタく明るい音になり、小さいほど篭った感じの音になります。
  2. 音色の強調 (レゾナンス)
    • シンセ特有の、アノ「びょん!」ってクセのある音を作り出す部分の設定です。
Q= 1. 2 という形の記述になります。

設定範囲

Q= 1. 2  それぞれ 0 ~ 127
(音源により、設定範囲が14~114のものもある)

初期値

Q= 64. 64

記述例

@A P1 Q= 64. 64  ; Aメンバーのピアノを加工

省略

Q= に続く数字は、次の指定でも同じ設定である場合これを省略できます。
(ピリオドは省略できません)

@A P1 Q= 64. 64
#A0 d1
@A Q= .100  ; 数値の省略を使用。Q= 64. 100 と同じ意味。
#A0 _ d _

Q= の遅延

(大文字)Q= 値. 値 : 音長

波形加工には、遅延が使用できます。