音色(プログラム・チェンジ)
(大文字)P値
各メンバーに割り当てる音色(楽器)を選択します。割り当てのできる音色は、メンバー1つに付き1つだけです。
Muse 本体メニューの「機能」→「楽器の視聴」で音を確認して選びましょう(^^)
設定範囲
P1 ~ P128初期値
P1 (音色指定が無い場合は「1. グランドピアノ」で発音される)記述例
@A P49 ; Aメンバーに「ストリングス」を設定
補足
曲の途中で音色を切り換えることもできます。バリエーション(CC#0・CC#32 バンク・セレクト)
(大文字)P値/値
音色には更にバリエーションを指定できます。バリエーションとは、1 ~ 128 の音色を拡張した音色です。
「P49 /1 」のようにして、音色指定にスラッシュと数字(LSB)を付け足します。
バリエーションについて
128 種類しか音色が無いという音源はいまどきほとんど無いのですが(^^;、Muse ( MIDI ) では 1 ~ 128 の範囲でしか音色指定が出来ないんですね~。
そこで、この指定方法を解決するために音色はいくつかの“入れ物”に分けて入れられています(と思ってください)(^^;
その入れ物に付けられた番号がバリエーションナンバーです。
(MIDI 用語ではその入れ物を「バンク」と呼びます)
バリエーションのナンバー | 0 | 1 | 2 | …… | 8 | 9 | …… |
---|---|---|---|---|---|---|---|
音色のナンバー (1~128) |
1~128 | 1~128 | 1~128 | …… | 1~128 | 1~128 | …… |
設定範囲
P*** / 0 ~ 127 (バンク・セレクト LSB を記述)ただし、実際に発音できるバリエーションは、音源機種により異なります。
初期値
P*** / 0記述例
@A P49/8 ; Aメンバーに「ストリングス」のバリエーション音色を設定
ドラム音色
(大文字)P値
Zメンバーに限り、P(音色)は「ドラム・セットの選択」になります。設定範囲
音源によって、音が出せるナンバーは異なります。
Museの「ドラムの視聴」画面では GS準拠。
- P1 Standard
- P2 Tension (XG音源では出ないことアリ)
- P9 Room
- P17 Rock
- P25 Electron
- P26 Analog
- P33 Jazz
- P41 Brush
- P49 Classic
- P50 Ethnic (XG音源では出ないことアリ)
- P57 SFX
初期値
P1 Standard記述例
@Z P1 ; ドラムセット 1. Standard
P1 ~ P128 の音色やドラム音色は現在売っているDTM用音源(GM/GM2/GS/XG)には必ず入っているモノなんですが、メーカーや音源機種によってその聴こえ方は違います。
ある音源用に作ったデータを違うメーカー&機種の音源で再生する場合、似た音は出せてもまったく同じ音での演奏はまず出来ない、ということをアタマに入れておいてくださいませ(^^;
当然バリエーションで指定した音色も同様です。
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